「絨毯を洗ったときの汚い水はどうするんですか？」

そのような質問をいただくことに最初は少し驚きましたが、弊社はLOHASを謳っているインテリアショップと隣接をしていますので帰り際に作業場を見学される方も多くいらっしゃいます。恐らく見学に来る前の家具の接客で天然木や自然素材の話、林業研修などの話を聞いたのだと思います。

 

 

その汚い水の行く末ですが絨毯クリーニングを始めるときに最も気に掛けたことです。そこで今日は私たちが大切にしている排水環境についてご紹介いたします。

ご想像の通り洗った際に回収した水は汚く、ほこりや髪の毛、飲食物の付着、皮脂や汗汚れも混ざっています。玄関に敷いてある絨毯だと土砂も蓄積しています。

 

 

さて、この水ですがさすがにこのまま垂れ流すわけにはいきません。環境汚染に繋がります。そこで弊社ではこの水を循環タンクへ投入です。この排水溝が外にある循環タンクへ繋がっています。

 

 

この循環タンクは三層に分かれていて、徐々に綺麗になっていきます。

 

 

汚れた水はオリジナル循環タンクを通すことにより、庭の花や木々に水撒きができるくらいのきれいな水になります。ちなみに綺麗になった水が溢れたときは、灰色の排管を通って、自動的に庭に撒かれるようになっています。

 

 

汚れた水をただ排水するのではなく、リサイクルできるように工夫を施し、未来の子どもたちが安心して暮らせるように、地球環境に配慮してサービスを行っていきたいと考えています。

微々たることかもしれませんが、少しの配慮の積み重ねを今後も大切にしながら取り組んでいきます。