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じゅうたんの汚れは2つで成り立つ!

こんにちは
いきなりですが、皆様がご自宅でお使いのじゅうたん(カーペット)の汚れは何タイプでしょうか?そもそも汚れに「タイプ」と言われても聞きなれないと思います。

実はじゅうたんには大きく分けて2つの汚れがあります。
それは「ドライソイル」と「ウェットソイル」。
「ドライ」は乾いた、「ウェット」は濡れたとか湿ったを意味し、ソイルとは一般的には土壌と訳されるようですが、他動詞ですと「汚す」とか「汚くする」とも使われるそうです。

つまりは「乾いた汚れ(ドライソイル)」と「湿った汚れ(ウェットソイル)」、この2つがじゅうたんの主な汚れとなります。

では、ドライソイル(乾いた汚れ)には何があるか。
皆さんご想像の通り、スナック菓子の食べかすや髪の毛なんかが当てはまります。
玄関でじゅうたんをお使いの方は、砂埃も乾いた汚れです。こちらは表面に留まっているものであれば、掃除機で除去できます。

一方、ウェットソイル(湿った汚れ)は、油脂分やでんぷん質などから成ります。
身体から湧き出る汗や皮脂等が含まれます。
この汚れは掃除機ではなかなか除去するのが難しいですが、ご家庭で何かできることがあるとすれば、よく絞ったタオルでじゅうたんの表面を拭いてあげることでしょうか。多少効果はあります。ただ、皮脂系は粘着力もあり、完璧は難しいです。

ちなみに、この2つの汚れの割合は約75%がドライソイル(乾いた汚れ)、約25%がウェットソイル(湿った汚れ)だそうです。つまりは頑張って掃除機をかけて約75%の汚れは取れたとしても、残り25%のウェットソイルは残ってしまいます。

手織りのウールじゅうたんは糸が詰まっているものが多く、羊毛の油分も含んでいますので、ゴミも入りづらく汚れづらいのは事実です。

ただ、「汚れない」わけではありません。
オススメは定期的な掃除機かけと、たまには湿ったタオルで拭いてあげることです。掃除機掛けは毎回ではなくても、裏もサーっとかけてあげるとじゅうたんも喜ぶと思います♪そして半分めくって、空気を通してあげることもとても良いです。

皆さん愛着持ってじゅうたんをお使いだと思いますが、より良い状態をより長く続けるために是非されてみてください。

そして使用頻度や使用人数にもよりますが3-5年に一回くらいを目安にケア(クリーニング)をしてあげるといい状態で長くお使いいただけると思います。